スタッフ研修報告「危機管理」

9月1日は防災の日。

みなさまがお住まいの市町村でも、様々な形で「防災訓練」などが行われたことと思います。

2日（月）は休館日でしたが、「危機管理」をテーマとしたスタッフ研修を行いました。

講師はNPO法人あんふぁんねっと代表の軽部妙子さん。

子育て世代の防災に関してのプロでもあります。

にら★ちびでも、毎月のスタッフ会議の時に防災グッズを点検したり、来館者のみなさんに危ない場所はないか…など確認しているつもりですが…

そう！あくまでも　“つもり”なのです。

そのあいまいだった部分を、プロの目そしてスタッフみんなで改善策や課題を共有しよう！というのが、今回の研修のねらいです。

まずは、いつも行っている避難訓練（設定：震度４）を実演し、軽部さんにアドバイスをいただきました。

ひとつ紹介すると…

『揺れていて明らかに地震であっても、何が自分自身に起こっているかが理解できないことがある。あえて「地震だ！」と声を上げるのが大切』

なるほど！とスタッフ、納得です。

次に、ひろばを周りながら危険個所、課題を一緒に探していきました。

「ここ危ないかな」「こんな危険が予想されるよね」

「そのためにどうする？」

取り組むべきことが具体化されていきます。

スタッフの視点　　保護者の視点　　こどもの視点…　様々な立場での想像力が必要さを感じました。

スタッフの役割は何か有事が起こった時に適切な対応することなのですが、一番大事なことは、「まずは自分の命は自分で守れる」こと。

9月は防災月間。忙しい毎日ですが、考えていきたいですね。

5日（木）にら★ちびで避難訓練（11時～）を行います。今回は、防災士の資格を持つスタッフが子育て世代の防災対策についてお話します。

ぜひこの機会にご参加ください。